ガラスは金属酸化物等の添加により着色する事ができます。例えば紫であれば、酸化マンガン。青であれば、酸化コバルト。緑であれば、酸化クロム等を加えます。ウランガラスにも着色のために、極少量の酸化ウランが添加されていて、黄色や緑色を呈します。特徴的なのは、ウランは紫外線を吸収すると蛍光を発するので、ガラスの色調が周囲の光に依って変わります。太陽光下での輝きは魅惑的です。
ウランガラスについては、苫米地顯氏による解説が詳しいです。[苫米地顯、ウランガラス、岩波ブックセンター、1995年]
以下、蒐集品の一部です。光源による色調の変化も撮影しました。
ウランガラスを使用した真空管は、こちらです。
室内照明での撮影(白色LED光源)
脚と台の部分がウランガラスです。ウランガラス自体の淡い黄緑色を呈しています。
太陽光に近い条件での撮影(白色LED光源+紫外線LED)
脚と台のウランガラスが、紫外線によって緑色の鮮やかな蛍光を発しています。
鮮やかな緑で、器本体の赤と白も引き立ちます。
暗室での撮影(紫外線LED)
脚と台のウランガラスのみが、蛍光を発しています。
器本体は、紫外線LEDに含まれる紫色で照らされていますが、紫外線による蛍光発色はありません。
室内照明での撮影(白色LED光源)
全体がウランガラスです。ウランガラス自体の淡い黄緑色を呈しています。
左右の物は乳濁ガラスで、不透明です。中央の物は、器の口縁から乳白ぼかしです。
前方にあるのは、ガラスの匙です。ウランガラスではありません。
太陽光に近い条件での撮影(白色LED光源+紫外線LED)
紫外線によって緑色の鮮やかな蛍光を発しています。
暗室での撮影(紫外線LED)
紫外線によって緑色の鮮やかな蛍光を発するので、暗闇に浮き出るように見えます。
透明なガラス匙は、紫外線LEDに含まれる紫色で照らされていますが、紫外線による蛍光発色はありません。
室内照明での撮影(白色LED光源)
全体がウランガラスです。ウランガラス自体の淡い黄緑色を呈しています。
暗室での撮影(紫外線LED)
紫外線によって緑色の鮮やかな蛍光を発しています。